食べたくないのは新奇恐怖、食べられないのは初めての野菜に対する警戒心が考えられます。

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一言で「野菜嫌い」と言っても、その理由や原因は様々。なのに、単に我儘を言っているだけ!と決めつけてしまうと、野菜嫌いを克服させるどころか益々偏食になることも。

 

現代のママさん・パパさんはとても忙しいので仕方のないことではありますが、ここはじっくりとヒアリング。

 

ヒアリングの時間を少し取るだけで、その後の食事の時間がスムーズにいき、逆に余分な時間や労力を使わないで済みますよ。

 

まずは向き合うことが大切

子供にサラダを渡す母親

 

野菜嫌いになるには何らかの理由があります。
それを頭ごなしに叱りつけてしまっては、その後いくら理由を聞いても、子どもの中に「どうせ言っても聞いてくれない」という悲観的思想が根付いてしまい、育児までもうまくいかなくなってしまいます。

 

そうならないように、むしろ「野菜嫌い」なことをきっかけに、お子様と向き合うことをしてみて下さいね。

 

我儘を言っているのではない

とかく日本においては、食べ物を残さず食べるのを美徳とされて、好き嫌いは単なる我儘だとみなされがちです。

 

確かに、食べ物を残すのは勿体ないことですし、好き嫌いなく何でも食べられると栄養バランスが良い食事が出来ますし、見ていてもとても気持ちが良いもの。

 

でも、野菜嫌いになる理由は、単に我儘を言っている訳ではなく、理由があるのですよ。
“食べられない”場合と“食べたくない”場合とでは、理由や対処法が全然違ってきます。

 

“食べられない”場合

すねる女の子

 

特定の野菜を“食べられない”ということは、食べたい気持ちはあるけど、食べられないということ。

 

過去に一度食べたことがあり、その時の味や匂い、触感などが鮮明に思い出されることにより、食べることが出来なくなっているのです。

 

 

飲み込もうとするとオエッとなってしまい、飲み込むことが出来ないのです。
これを無理やりに口の中に押し込むと、益々嫌いになるのは分かりますよね。

 

 

“食べられない”場合の対処法

この時の対処法は、食べられるように工夫するということ。

 

この時に役立つのがヒアリング。
何で食べられないのかを理解することで、料理に工夫が出来ます。

 

例えば、トマトのグニャッとした感じが嫌だと分かったら、その触感がなくなるまで煮込むと良いですし、野菜独特の苦味や酸味が嫌だと分かったら、それを打ち消すぐらいのお酒や調味料で調理をすると良いですよね。

 

→トマトを使ったおすすめレシピはこちら


→味付けを工夫した人参レシピはこちら

 

“食べたくない”場合

泣く男の子

一方、“食べたくない”場合には、食べたい気持ちはありません。食べたくないのですから。

 

考えられるのは、新奇恐怖(ネオフォビア)。
人間には初めての物や想像つかない物に関して、怖がったり嫌がったりする本能があります。

 

見た目や匂いがいつもと違うと、警戒することは生きるための本能的な反応なのですね。

 

 

“食べたくない”場合の対処法

この場合の対処法は、初めての野菜に対する警戒心を解くことがポイントとなります。

 

「これはいつもと違った見た目だけど、身体にとても必要な栄養が入っていて、風邪などの菌をやっつけてくれるから頑張って食べようね!」と、分かりやすく自分の身体に必要なものと説明すれば、本能的に働いていた警戒心は少なくなります。

 

ただ、この場合は成長すると減少する傾向にあるので、無理に克服させようとしなくても良いかもしれませんね。